










メキシコ、オアハカ州コヨテペック村にある工房に別注した、黒陶のツリー・オブ・ライフの燭台です。
派手な絵付けのモノを見るとこが多いですが、こちらはマットブラックに仕上げた、潔い黒一色のTree of Lifeになります。
size : 約20cm x 20cm x 8cm
- バロ・ネグロ=黒陶について -
スペイン語で『バロ』と呼ばれる陶器はメキシコの各地でさまざまなスタイルで生産されています。
この黒く輝く陶器はバロ・ネグロ=黒陶と呼ばれるオアハカ州、コヨテペック村の陶芸品です。
サポテカの先住民時代から作られていましたが、やがて技法は途絶えていまいます。
しかし、1950年代にドーニャ・ロサという女性が試行錯誤の末、陶製法を復興させることに成功しました。
土に水を混ぜ粘土にしてから形成し、乾燥する寸前にメノウ石で磨くことにより、この光沢がでるようになります。
乾燥後は窯で低温で焼いた後、密閉して炭化させることで黒い焼き物に変化します。